異色の美術系漫画「ブルーピリオド」って何が面白いの?ネタバレ含む

アート漫画

こんにちは!マンガンです!

誰しも絵を描いて褒められた事ありますよね!それを機に自分には才能があるんじゃないか?と思ったり絵を描くのが好きになったりした経験があると思います!そんなあなたに贈りたい青春×芸術の斬新な漫画を紹介したいと思います!

今回紹介する漫画は「ブルーピリオド」です!

コチラの漫画もアニメ化した事でなかなか人気が出た作品になっていますし、なによりアーティストのYOASOBIさんが手がける「群青」という楽曲の元ネタとなっている漫画であります!まさに芸術!この漫画を読んでからYOASOBIさんの「群青」を聞くとまぁしっくりくる!もう心にブッ刺さるブッ刺さるで何度も聞いて読んでを繰り返しています!笑

「ブルーピリオド」のあらすじ


矢口 八虎(やぐち やとら)高校2年生で学校では不良グループのやんちゃな友達と遊びまわるも、成績は学内でも上位の成績をキープしており器用に何でもこなせるタイプで、人付き合いも相手に合わせる事ができる為自分自身の素直な気持ちを出せずにいた。どこかやりきれない虚しさを感じ、日々を過ごしていた八虎。そんな時美術の授業で「私の好きな風景」という宿題に取り組む事になる。そこで悪友とオール明けの渋谷の風景を描くと一見何が描いてあるかわからない斬新なモノになったが友達はその絵が早朝の渋谷の絵だという事に気づく。普段言葉にしない自分の気持ちに気づいてもらったこと、友達と感覚を共有する事ができた事に感極まって涙してしまう。絵のもつ力に魅せられ、何も無かった八虎の人生が一気に動き始める

「ブルーピリオド」のハマる面白いポイント

かなり話題になっている本作「ブルーピリオド」ですがなぜこの漫画がここまで人気になっていったのか

個人的に感じる「ブルーピリオド」の魅力について大きく3つを詳細させていただきたいです!

・絵がわからない人でも楽しめる
・人間模様がリアル
・使える格言が沢山ある

この3つがほかの漫画にはない「ブルーピリオド」ならでわのポイントなんじゃないかと読んでいて感じました!

絵がわからない人でも楽しめる

この漫画の主軸はもちろん美術になります!今回は絵を主体として物語が進んでいきます

”絵の事なんてわからないから楽しめなさそう”
”美術とか好きじゃないからやめとこ”

そう思っている人もいると思います。

大丈夫です!ハッキリ言って全然問題ありません!

私も絵はサッパリ分かりませんし何が評価されていて何が違うのかわからないタチですが、自信を持ってお勧めできる漫画です!なぜか?それは主人公の八虎も絵はサッパリわからない派だからです!笑

「ピカソの絵の何がすごいの?俺でも描けそう」 by八虎

って言ってるぐらいですので安心してください!

八虎が絵の道に進む過程で絵とは何か、どう見るべきか、どう描くものなのか、物語の中で絵の面白さを教えてくれる為漫画を読んでいたら自然と内容が入ってきます!専門家レベルまでは理解できないでしょうが、ある程度絵が興味あるくらいのレベルには達すると思います!

何よりこの漫画の面白いところは後でも説明するようなリアルな描写や心境の変化など、目に見えないものの表現にあると思います!絵に興味がなくてもお勧めできる漫画です!

人間模様がリアル

ここに描かれているキャラクターはどれも人間味溢れていて、誰もが自分にコンプレックを持っていたり誰にも言えない過去、家庭環境や、ライバルなど綺麗に整った青春ではなく、雲日空の中でももがきながら自分を探したり、突き詰めたりと感情移入がめちゃくちゃしやすいところがなによりも魅力的なところだと感じています!

例えば家系的に有名な絵画の家系で更にとてつもなく優秀な姉を持ってることで、とてつもないプレッシャーを感じながら向き合うものもいれば、主人公の様に好きだという気持ちで絵に向き合うも、うまくいかなくてつらい思いをしたり

とにかくなんかうまくいかない感じがめちゃくちゃリアルなんです!

全キャラクターの背景が面白い!気になる!読んでもらえればわかりますがそんな人間模様のリアルさがひとつの魅力と言えます!

使える格言が沢山ある

僕がこの漫画が好きな理由の一つに心に響く言葉が沢山あるからという理由があります。面白いポイントのひとつとしてあげたリアルな人間模様につながるところがあるのですが、それぞれが抱える悩みやコンプレックスに対してズバッと響く言葉が要所要所に散りばめられています。

個人的に一番好きな場面が八虎が予備校に通い始め、美術を志す生徒たちと出会うなか、八虎と同じように初心者でありながら圧倒的な画力を持つ、いわゆる天才少年の絵を目の当たりにする。そんな天才との差を見せつけられ八虎は絶望感に飲まれてしまい、今までに味わったことのない敗北感、悔しいと思う気持ちであふれてしまう場面で、

「悔しいと思うならまだ戦えるね」

という同じ高校生の鮎川龍ニの言葉が印象に残っていて衝撃を感じました。

人は神様に対して悔しいと思わない、それは手の届かない存在だと感じているから、でもまだ悔しいという感情があるなら届かない所にいるわけじゃない!戦える!

この言葉は色んな場面でフラッシュバックする程、僕のココロにブッ刺さりました。

誰しも抱くあの人より劣っているという感情に対してまだここからなんだと思わせてくれる言葉です。 

他にも僕らの日常に抱える問題と重なる部分に対して多くの格言を残す本作は自己啓発と言っても良いのではないかと個人的に思います!

「ブルーピリオド」を無料で見る方法

今回はこの漫画を無料で見る方法を紹介していきます。ズバリ無料漫画アプリ”ピッコマをダウンロードする事で漫画を見ることができる様になります!もちろん無料という事で一気に一気見する事はできませんが、通勤通学の電車の中、トイレで用をたしてる時など短い時間で読むには丁度いいコンテンツになっていると思います。またブルーピリオドが見れる無料アプリは他にもありマガポケというアプリでも見る事ができます。気になる方は是非ダウンロードしてみてください。また現段階では一部の物語しか公開してありませんので1話から最新話まで一気に見ることはできません。それでも先が気になる方は書店で買うよりも電子書籍として購入したり、レンタルサイトでレンタルするとお得に見る事ができるので試してみてください!

「ブルーピリオド」のアニメ化について


人気に拍車がかかった事でアニメ化しているブルーピリオドはNetflixのみで配信しています。AmazonprimeHuluでは配信していませんので見逃した方はNetflixを契約して見てみてください!

アニメの評価自体は悪くない印象でした。やはり八虎の真っ直ぐ好きな事に向き合ってがむしゃらに頑張っている所など人間模様が好評な様です。

中には漫画からのハードルが高くなってしまい、期待値を超えれていないなどの意見まありましたが総じて良質なアニメなんではないでしょうか!

アニメの公式ページはこちらから!
TVアニメ『ブルーピリオド』公式サイト (blue-period.jp)

まとめ

青春×芸術という一見取っ付きにくそうな題材ですが、誰が見ても見やすくスッと入ってくる内容になっていて、自分と照らし合わせて考えさせられる部分もある為、子供に読ましたい漫画だと思います!好きな事でも楽しいだけじゃない、苦しい時もあるというわかってそうでなかなか理解できない所など人生において大事なことを教えてくれる漫画だと思います。

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